C++の設計と進化
C++の創始者Bjarne Stroustrupの「C++の設計と進化」を読み始めた。
この本は教科書じゃなくて、「なぜこういう言語になったか」みたいな歴史書みたいなもの。
って事は分かってたんだけど、読み始めてみるとこれが熱い!言語設計の情熱が伝わってくる。
以下引用
私は自分の好みに合わない機能をC++から取り去ろうとして、いつもそれを思い とどまった。なぜなら自分の考えを他人に強制する資格や権利は誰にも無いか らだ。
人間の多様な考え方を許容し受け入れ、一つの事を色んなやり方で出来る事の 方が私にとっては遥かに価値が大きい
素晴らしい。
色んな哲学・文学から影響を受けて出来上がった言語だと書いてある。確かにC++の表現力は文学レベルだと思う。
色んな制限を加え、誰が書いても同じ感じになる、っていうのが売りになっている言語(古くはCOBOL,最近だとpython?)も分からない事はないけども、こっちの方が好きだ。